旅と史跡の記録

越前大野城

大野城天守

■概要■

天守が雲海に浮かぶように見える城。大野藩の藩庁が置かれた。

柳廼社鳥居

柳廼社

城門(南登り口)

天守閣入口

天守からの風景

■見どころ■

現在の天守は昭和43年(1968年)に再建されたもの。山頂に本丸と天守、山麓に二ノ丸・三の丸が配置されている。晩秋から春にかけて気象条件により大野盆地全体が雲海に包まれ、越前大野城だけが浮かんで見える。

■歴史■

織田信長の家臣・金森長近が天正4年(1576年)頃に築城。明治に入り城が払い下げられるまでの間に、19人が城主となった。

■逸話■

幕末の城主・土井利忠は名君といわれ、藩校・明倫館を開設。藩政改革や軍制改革などを行い、藩直営商店を経営し大野藩の特産品を売り出したり、北蝦夷地開拓も進めた。銅像が建てられているほか、山麓にある明治15年(1882年)に創建された柳廼社(やなぎのやしろ)には土井利忠が祀られている。

■観光情報■

所在地:  福井県大野市城町3−109 
アクセス:  JR越美北線越前大野駅 徒歩約20分 
御朱印/御城印など:  あり 
オフィシャルサイト: あり