飯盛山 白虎隊自刃の地・墓所
白虎隊士の墓
■概要■
飯盛山にある白虎隊士の墓、白虎隊士中二番隊自刃の地、自刃した隊士のうちただ一人生き残った飯沼貞吉の墓。
白虎隊士の墓
白虎隊自刃の地碑
飯沼貞雄(貞吉)の墓
■見どころ■
白虎隊士中二番隊19名の墓のほか、会津各地で戦死した白虎隊士31名の墓、県内各地及び新潟、栃木、京都で戦った会津藩少年藩士の慰霊碑がある。また、自刃した士中二番隊隊士でただ一人生き残った飯沼貞吉の墓がある。
■歴史■
滝沢本陣から出陣した白虎士中二番隊は、戸の口原で新政府軍を迎え撃ったが猛攻に敗走。滝沢峠の間道を通り、戸の口堰の洞門をくぐり飯盛山に辿り着く。鶴ヶ城の天守が黒煙に包まれているのを見た隊士達は、入城すべきか敵軍に突入し玉砕すべきか激論が交わされ、「捕虜になって敵の恥辱を受けるようなこととなれば君侯と祖先に申し訳が立たない」と自刃の道を選んだ。
■逸話■
白虎隊は会津城周辺から上がる煙を見て落城したと誤認し絶望して自刃したという認識が広まっていたが、飯沼貞吉が生前に伝え残した手記「白虎隊顛末略記」が見つかり、城へ入るか敵軍へ斬り込むかの激論が交わされたことが明らかとなった。
■観光情報■
所在地: | 福島県会津若松市一箕町八幡弁天下 |
アクセス: | 飯盛山下バス停 徒歩約5分 |
御朱印/御城印など: | なし |
オフィシャルサイト: | なし |