旅と史跡の記録

大白山天恩皇徳寺

皇徳寺本堂

■概要■

大同年間(806~810年)に創建された寺院。 戊辰戦争の東軍戦死者の供養碑、新選組隊士・菊地央の墓がある。

門柱

戦死人供養碑

菊池央の墓

■見どころ■

戊辰戦争の東軍戦死者の供養碑、新選組隊士・菊地央の墓がある。また、会津地方の民謡「会津磐梯山」に登場する小原庄助の墓がある。

■歴史■

皇徳寺は、大同年間(806~810年)勝道寺として創建される。平安時代末期に三十三間堂などの建立とともに再興され、丹羽氏の時代(江戸時代初期)に現在の場所に移された。

■逸話■

菊地央は、元津軽藩士で慶応3年(1867年)6月以降に新選組に入隊。慶応4年白河口の戦いで22歳で戦死。

■ガイドパネル■

「白河では、慶応4年(1868)の戊辰戦争における犠牲者を、新政府軍(西軍)・奥羽越列藩同盟軍(東軍)分け隔てなく弔い、多くの供養碑が地元の人々によって建てられている。 皇徳寺境内の「戦死人供養」とある石碑は中町の大庄屋桑名清兵衛(卜圓と号す)による明治2年(1869)の建立で、慶応4年閏4月25日と5月1日の戦いで戦死した列藩同盟軍のうち手代町・大工町などに個別に埋葬されていた11人を合葬した際に建てたものである。」

■観光情報■

所在地:  福島県白河市大工町83 
アクセス:  JR白河駅 徒歩約5分 
御朱印/御城印など:  なし 
オフィシャルサイト: なし