ハーバー遭難記念碑
ハーバー遭難記念碑
■概要■
函館公園にある外国人殉難碑
■見どころ■
函館公園内、市立函館博物館の近くに建てられている。
■歴史・逸話■
明治7年(1874年)ドイツの代弁領事ルードヴィヒ・ハーバーが、旧秋田藩士田崎秀親にこの碑の近くで斬殺された。
■ガイドパネルより■
「ドイツの代弁領事ルードヴィヒ・ハーバーは、明治7(1874)年2月に着任したが、同年8月11日、排外思想を抱き外国人殺害の目的で来函していた旧秋田藩士田崎秀親に、この碑の近くで斬殺された。 犯人は直後に自首、9月に処刑された。幸いドイツ公使館が、単独犯であることや適切な事後処理に理解を示したので重大な外交問題にならずにすんだ。 遺体は、事件の翌日、ブラキストンらにより外国人墓地に埋葬された。 この碑は、大正13(1924)年、甥のフリッツ・ハーバー(ノーベル賞受賞者)を迎えて没後50年祭を開催したときに、旧墓碑を遭難地移し記念碑としたもので、外国人墓地には同型の新墓碑が建立されている。昭和19(1944)年には日本軍に持ち去られ一時行方不明になっていたが、昭和24年に土中より発見され、ここに建てられた。」
■観光情報■
所在地: | 北海道函館市青柳町17 |
アクセス: | 市電・谷地頭駅徒歩約7分 |
御朱印/御城印など: | - |
オフィシャルサイト: | なし |