旅と史跡の記録

水戸八幡宮

水戸八幡宮鳥居

■概要■

佐竹義宣が創建した神社。幕末の水戸藩主・徳川斉昭が休憩したという「烈公御涼所」がある。

隋神門

拝殿

本殿

烈公御涼所

烈公御涼所

烈公御涼所

■見どころ■

本殿は慶長3年(1598年)に建立、拝殿・弊殿は安永4年(1775年)に建立されたもの。随神門は宝暦7年(1757年)または享保8年(1723年)に建立とされている。御神木の御葉付公孫樹は、遣唐使が持ち帰った5本の一つと伝わる。

■歴史■

水戸城主・江戸氏を攻め滅ぼした佐竹義宣が、文禄元年(1592年)に常陸太田鎮座の馬場八幡宮から勧請し水戸城内に奉斎。のちに八幡小路(現・北見町)を聖域とし、慶長3年(1598年)に本殿を建立し、水府総鎮守とした。慶長7年(1602年)佐竹氏は秋田へ移封となり、水戸徳川家が領主となる。元禄7年(1694年)に2代藩主・徳川光圀の寺社政策により那珂西村(現・城里町那珂西)に遷座。宝永6年(1709年)には神職や氏子の請願により再び水戸に遷座され、現在の白幡山が神域となった。

■観光情報■

所在地:  茨城県水戸市八幡町8−54 
アクセス:  茨城交通バス 茨城高校入口バス停徒歩約5分 
御朱印/御城印など:  あり 
オフィシャルサイト: あり