旅と史跡の記録

金沢城

金沢城石川門

■概要■

加賀藩前田家の居城。隣接する池泉回遊式庭園・兼六園が有名。

石川門

石川門

石垣の刻印

三の丸広場

河北門(二の門)

橋爪門

三十間長屋

戌亥櫓跡

鶴丸倉庫

石垣

兼六園

明治記念之標

■見どころ■

天明8年(1788年)に再建された石川門、安政5年(1858年)に建築された三十間長屋、嘉永元年(1848年)に竣工した土蔵(鶴丸倉庫)をはじめ、平成13年(2001年)に復元再建した菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓など復元された建物が複数ある。

■歴史■

天文15年(1546年)に創建された加賀一向一揆の拠点であった尾山御坊(金沢御堂)が建立された場所で、尾山御坊を攻略した織田家家臣・佐久間盛政が城を築いたのがはじまり。佐久間盛政が賤ヶ岳の戦いで討たれると、天正11年(1583年)に前田利家が入封。以後、江戸時代通して前田家の所領となる。慶長7年(1602年)に落雷による火災により天守が焼失。以後再建されなかった。
明治以降は陸軍の拠点となり、終戦から平成7年(1995年)までは金沢大学の敷地となった。平成13年(2001年)より金沢城公園として一般に開放されるようになる。

■逸話■

金沢城公園に隣接する大名庭園「兼六園」は岡山の後楽園、水戸の偕楽園と並んで「日本三名園」の1つとされる。兼六園には西南戦争で亡くなった石川出身の兵の慰霊のために建てられた「明治記念之標」というヤマトタケルの像がある。

■観光情報■

所在地:  石川県金沢市丸の内1−1 
アクセス:  兼六園下・金沢城バス停 徒歩すぐ 
御朱印/御城印など:  あり 
オフィシャルサイト: あり