井上良馨誕生地碑
井上良馨誕生地碑
■概要■
海軍大将をつとめた井上良馨の誕生地。
■歴史■
弘化2年(1845年)生まれ。19歳で薩英戦争に参加。イギリス軍艦の弾があたり跳ね飛ばされ、左のふとももに大怪我を負う。戊辰戦争にも参加し後に海軍に進む。海軍大将を務めた。
■逸話■
井上良馨誕生地碑は、高麗町と加治屋町の2ヶ所にある。高麗町にある石碑は昭和9年(1934年)建立で、石が風化しているので建立者は不明。加治屋町の石碑は加治屋町の町内会が昭和43年(1968年)に明治100年を記念して井上他約10人の碑を建立したときのもので、現在の碑は平成8年(1996年)に再建されたもの。誕生地としては高麗町のほうが正しいという。
■ガイドパネル■
19才で薩英戦争に参加し、沖小島砲台に配置されました。明治元年海軍に志願、軍艦「春日」に乗りくみ、明治8年には「雲揚」艦長として江華島事件に遭遇し勝利を得ました。西南の役では、官軍に属し「清輝」艦長として鹿児島湾に入港しました。日清戦争、日露戦争では、佐世保横須賀、呉等の鎮守府司令長官を歴任し、戦後、軍事参議官になり、明治44年元帥の称号を賜りました。
■観光情報■
所在地: | 鹿児島県鹿児島市高麗町2−6 |
アクセス: | JR鹿児島本線鹿児島中央駅 徒歩約10分 |
御朱印/御城印など: | なし |
オフィシャルサイト: | なし |