旅と史跡の記録

弘前城

村田新八誕生之地碑

■概要■

西郷の死を見届け自刃した、村田新八の誕生地。

■歴史■

天保7年(1836年)生まれ。明治4年(1871年)に岩倉使節団の一員として欧米視察に出る。帰国後、西郷が帰郷したことを知ると辞職して鹿児島へ戻った。西南戦争では薩摩軍2番大隊長として戦い、城山の戦いで西郷の死を見届けた後、自刃。

■逸話■

西南戦争ではシルクハットにフロックコートという出で立ちで従軍していたという。

■ガイドパネル■

幼年時代から西郷を兄として敬いつかえました。明治4年岩倉具視一行と外遊しましたが、明治7年帰国してみると、征韓論に敗れた西郷および郷党は帰鹿していました。大久保に引きとめられましたが、「西郷さんの意見も聞かねば」と振り切り帰鹿し、その後私学校で子弟の教育にあたりました。西南の役では、薩軍の二番大隊長として奮戦しましたが、城山最後の日、西郷の死を見とどけてから自刃しました。

■観光情報■

所在地:  鹿児島県鹿児島市加治屋町10 
アクセス:  鹿児島市電 加治屋町駅 徒歩約4分 
御朱印/御城印など:  なし 
オフィシャルサイト: なし