旅と史跡の記録

南洲墓地・南洲神社

南洲墓地・南洲神社

■概要■

西南戦争で戦死した西郷隆盛はじめ薩摩軍の墓所

西郷隆盛墓

村田新八墓

別府晋介墓

南洲神社社殿

南洲神社鳥居

浄光明寺

■見どころ■

南洲公園には、西南戦争で戦死した2千名ちかくを埋葬した南洲墓地、西郷隆盛を祀る南洲神社がある。また、西郷の死を悼んで詠んだ勝海舟の「ぬれぎぬを 干そうともせず 子供らの なすがまにまに 果てしきみかな」の歌碑がある。

■歴史■

西南戦争が終了すると、各地に埋葬されていた遺骨は南洲墓地に改葬された。戦死した西郷隆盛をはじめ西郷軍の戦死者2023名が埋葬されている。
明治13年(1880年)には参拝所が建立され、大正2年(1913年)には南洲祠堂が建立、大正11年(1922年)に南洲神社となった。

■逸話■

浄光明寺:
鎌倉時代中頃、島津家3代・島津久経の命により建立された寺院。文久3年(1863年)の薩英戦争の際、城と間違えられてイギリス艦隊に集中砲撃され焼失している。明治2年(1869年)の廃仏毀釈で追い打ちを受け、空き地になっていた境内の本堂跡に県令・岩村通俊の指示で西郷隆盛以下40名が埋葬されたのが、南洲墓地のはじまりである。

■観光情報■

所在地:  鹿児島県鹿児島市上竜尾町2−1 
アクセス:  カゴシマシティービュー西郷南洲顕彰館(南洲公園)バス停 徒歩すぐ 
御朱印/御城印など:  あり 
オフィシャルサイト: あり