旅と史跡の記録

西郷隆盛銅像

西郷隆盛銅像

■概要■

昭和12年(1937年)に建てられた銅像。

西郷隆盛銅像1

西郷隆盛銅像

■ガイドパネル■

西郷隆盛は幕末維新の市土砂で、明治天皇の信頼が厚く、日本最初の近衛都督陸軍大将になりました。1827年(文政10)下加治屋町郷中に生まれた西郷は、幼名を小吉、通称を吉之助のいい南洲と号しました。青年時代に二才頭として農政に関する意見書を提出。藩主島津斉彬の目にとまり側近に抜擢され、国事への関心を高めました。ところが、その斉彬が休止。勤王僧月照と錦江湾に投身、一人生き残って大島に流されました。その後、大久保利通らの助けで幕府を倒す運動に復帰。藩論を指導し、薩長同盟を結んで、王政復古の大号令を決行。東征大総督府参謀として江戸城無血開城を実現しました。新政府が樹立した後は、参議として廃藩置県を断行。岩倉具視、木戸孝允、大久保利通らが外遊中の政府を預かりました。1873年(明治6年)遣韓使節をめぐる政争に敗れて東京から鹿児島に帰った後は、私学校を開き後進の指導にあたりましたが、彼らの血気に押され、ついに西南戦争へと突入。1877年(明治10年)西郷は城山で自刃しました。この銅像は郷土出身の彫刻家・安藤照が習志野大演習で陸軍大将の制服を身につけた西郷の姿を思い描き制作したものです。

■観光情報■

所在地:  鹿児島県鹿児島市城山町4−36 
アクセス:  カゴシマシティービュー 西郷銅像前バス停 徒歩すぐ 
御朱印/御城印など:  - 
オフィシャルサイト: なし