旅と史跡の記録

小松帯刀銅像

小松帯刀銅像

■概要■

平成5年(1993年)に建てられた銅像。

■ガイドパネル■

小松帯刀は1835年(天保6)喜入領主肝付家の三男として生まれ、20歳で吉利(日吉町)の領主小松家の養子となり、小松帯刀と名を改めました。子供の頃から学問や武芸にすぐれ、27歳で家老となり、西郷隆盛や大久保利通などを重要な役目につけました。寺田屋事件、生麦事件、薩英戦争を乗りきり、薩長同盟を結ぶなど明治維新に向けて活躍しました。維新後も外交官など要職につきましたが、34歳で亡くなりました。この小松帯刀像は、慶長3年(1867年)に15代将軍慶喜が、二条城に諸大名を集めて、政治の権力を朝廷に返還(大政奉還)すべきかどうかを問うたとき、薩摩藩の城代家老であった小松帯刀が「大政をを奉還すべき」として他藩にさきがけて記帳したときの様子をイメージして造られたもので、三公像(島津斉彬、島津久光、島津忠義)の建つ、照国神社を向いて建立されています。

■観光情報■

所在地:  鹿児島県鹿児島市山下町5−3 
アクセス:  カゴシマシティービュー 西郷銅像前バス停 徒歩すぐ 
御朱印/御城印など:  なし 
オフィシャルサイト: なし