旅と史跡の記録

真色山 甚行寺(フランス公使館跡)

甚行寺山門

■概要■

横浜開港当時フランス公使館となった寺院。

本堂

■見どころ■

安政6年(1859年)横浜開港当時の甚行寺の本堂は土蔵造であったが、改造を加えてフランス公使館に充てられたという。

■歴史■

明暦2年(1656年)に創建されたと伝わる寺院。関東大震災で建物は倒壊。太平洋戦争の空襲でも全焼し、昭和46年(1971年)に本堂・客殿がコンクリート製で再建された。

■ガイドパネル■

甚行寺は、眞色山と号し、浄土真宗の高田派に属す。明暦2年(1656)第一世意圓上人が本山専修寺の第十四世堯秀上人を招いて、この寺を草創したと伝えられる。開港当時、本堂は土蔵造であったが、改造を加えてフランス公使館に充てられたといわれている。大正12年の関東大震災には全ての建物を倒壊焼失し、さらに昭和20年の横浜大空襲にも再度全焼した。その後、昭和46年に本堂・客殿を鉄筋コンクリート製で再建し、現在に至っている。

■観光情報■

所在地:  神奈川県横浜市神奈川区青木町3−10 
アクセス:  京急本線 神奈川駅 徒歩すぐ 
御朱印/御城印など:  あり 
オフィシャルサイト: なし