旅と史跡の記録

金台山龍雲院

本堂

■概要■

江戸時代後期の学者・林子平の墓所がある。また、晩年に仏門に入り龍雲院の住職となった細谷十太夫直英の墓所がある。

林子平墓所

細谷十太夫墓所

細谷地蔵

ガイドパネル

■見どころ■

海防の必要性を説いた「海国兵談」などを記した、江戸時代後期の学者・林子平の墓所がある。また、戊辰戦争時に仙台藩で結成された衝撃隊を率い、林子平を敬慕し晩年に仏門に入り龍雲院の住職となった細谷十太夫直英の墓所、細谷地蔵、細谷鴉仙和尚遺徳碑などがある。

■歴史■

慶長2年(1597年)伊達政宗により開山。

■逸話■

衝撃隊は黒装束を纏っていたことから「烏組(カラス組)」とも呼ばれた。仙台藩が新政府軍に降伏すると、烏組も解隊となる。細谷十太夫はその後、陸軍少尉として西南戦争に参加、士族授産事業に関わり、日清戦争にも軍夫千人長として参加した。

■観光情報■

所在地:  宮城県仙台市青葉区子平町19−5 
アクセス:  JR仙山線北山駅 徒歩約15分 
御朱印/御城印など:  なし 
オフィシャルサイト: なし