旅と史跡の記録

上田城跡

東虎口櫓門

■概要■

上田藩主の居城

西櫓

眞田神社社殿

真田井戸

戊辰役上田藩従軍記念碑

■見どころ■

仙石氏時代に建てられた西櫓が現存する。廃城後に市内に移築されていて昭和期に再移築された南櫓、北櫓、平成6年(1994年)に復元された東虎口櫓門などがある。本丸跡には眞田神社があり、境内には真田井戸がある。

■歴史■

天正11年(1583年)真田昌幸により築城。関ヶ原の戦いで西軍が敗れたため、昌幸は紀伊国九度山に配流となり、上田城は破却された。東軍についた昌幸の嫡子である真田信之が領主となったが、上田城が破却されたため上野国沼田城を本城とする。真田信之が松代に転封となると、代わって仙石忠政が領主となり、寛永3年(1626年)から上田城の復興を開始した。宝永3年(1706年)仙石氏が但馬国出石藩へ移封となると、代わって松平氏が城主となり、幕末まで続く。明治期に廃城となった。

■逸話■

眞田神社の境内にある真田井戸には抜け穴があり、城の北側にある太郎山の麓や、藩主居館跡(現在の上田高校)に通じていたという伝説がある。

■観光情報■

所在地:  長野県上田市二の丸2−4 6263 イ 
アクセス:  しなの鉄道線 上田駅徒歩約13分 
御朱印/御城印など:  あり 
オフィシャルサイト: あり