旅と史跡の記録

象山神社

象山神社 社殿

■概要■

幕末の学者・佐久間象山宅跡に建立された神社

鳥居

佐久間象山先生騎馬像

象山先生誕生地碑

■見どころ■

境内には、象山が吉田松陰の渡航事件に連座した際に蟄居した、松代御安町にあった松代藩家老・望月主水の下屋敷を昭和53年(1978年)に移築した「高義亭」、昭和56年(1981年)に京都から移築された、象山が暗殺されるまでの2ヶ月間を過ごした「煙雨亭」、象山誕生地碑、象山騎馬像、維新七傑の銅像などがある。

■歴史■

大正2年(1913年)の佐久間象山殉難五十年祭を契機に神社建立が計画され、昭和13年(1938年)象山宅跡に創建された。

■逸話■

佐久間象山:幕末の松代藩士で学者。江戸で塾を開き、勝海舟、吉田松陰、坂本龍馬などが門下生となる。安政元年(1854年)吉田松陰の密航に関わったとして松代で蟄居。元治元年(1864年)幕府の要請を受け上洛し開国論を主張したが、三条木屋町で尊皇攘夷派の肥後藩士・河上彦斎等に暗殺された。

■観光情報■

所在地:  長野県長野市松代町松代1502 
アクセス:  アルピコ交通 松代八十二銀行前バス停徒歩約8分 
御朱印/御城印など:  あり 
オフィシャルサイト: あり