戊辰之役大黒供養塔
大國主社
■概要■
北越戊辰戦争の供養碑。
■見どころ■
北越戊辰戦争伝承館の近く、大國主社の横に2つ碑が並んでいる。 左の碑は「明治元辰年 戦死供養塔」、右の碑には「大黒新田沿革之碑」。
■歴史■
戊辰戦争で北越地方は討幕軍vs奥羽越列藩同盟軍の激戦地となった。新政府軍が市内へ侵攻し長岡城が陥落すると、河井継之助は長岡城奪還のため八丁沖の渡沼作戦を決行した。
■逸話■
鳥羽伏見戦で旧幕府勢力が敗退すると、大阪にいた長岡藩家臣・河井継之助は藩主と共に大阪から引きあげた。江戸でガトリング砲など火器を大量に購入し長岡へ戻った継之助は藩内が佐幕派と恭順派で揺れる中、武装中立を主張。長岡藩の軍事総督に就任し、小千谷の慈眼寺で新政府軍の軍監・岩村精一郎と会談し、長岡への侵攻を回避しようとするが、交渉は決裂。その後、榎峠や朝日山で戦闘が開始され、八丁沖は長岡城奪還作戦の激戦地となった。
■観光情報■
所在地: | 新潟県長岡市大黒町169 |
アクセス: | 七軒町バス停 徒歩約10分 |
御朱印/御城印など: | なし |
オフィシャルサイト: | なし |