旅と史跡の記録

西福寺

西福寺

■概要■

北越戊辰戦争の際、新政府軍の侵攻を知らせるため打ち鳴らされた梵鐘がある。

山門

維新の暁鐘

■見どころ■

慶応4年(1868年)新政府軍の侵攻を城下に知らせるため、藩士が鐘楼にかけのぼり、鐘を乱打したといわれ、「維新の暁鐘」と呼ばれている。

■ガイドパネル■

「西福寺の梵鐘は、明和3年(1766)に長岡藩お抱え鋳物師田中多左衛門尉重定が造ったもの。鎌倉時代の作風を伝え、美しい龍頭が特徴。江戸時代の長岡の鋳物業は、新町村の土屋を中心にして栄えた。 北越戊辰戦争では、長岡藩が落城した慶応4年(1868)5月19日の早朝、西軍来襲の際この鐘が乱打された。長岡の歴史にとって、近代の夜明けを告げたことから「維新の暁鐘と呼ばれるようになった。」

■観光情報■

所在地:  新潟県長岡市渡里町3−21 
アクセス:  JR長岡駅 徒歩約12分 
御朱印/御城印など:  なし 
オフィシャルサイト: なし