岡山城
岡山城
■概要■
備前岡山藩・池田氏の居城。
岡山城
不明門
月見櫓
後楽園
■見どころ■
本丸跡は現在烏城公園となっている。建造物としては、元和~寛永年間(1620年代)に建てられた月見櫓、烏城公園外路面電車・城下駅近くにあるにある西ノ丸西手櫓が現存する。現在の天守は昭和41年(1966年)に鉄骨鉄筋コンクリート造りで外観復元されたもの。また、廊下門、不明門、六十一雁木上門などが再建されている。隣接する後楽園は、岡山藩二代藩主・池田綱政が造らせた庭園で、金沢の兼六園、水戸の偕楽園と並んで日本三名園とされている。
■歴史■
南北朝時代の正平年間(1346~1370)に名和氏の一族・上神高直が岡山の地に城塞を構え、石山城と呼ばれていた。天正元年(1573年)宇喜多直家が当時の城主・金光宗高を攻略。直家は城を拡張し、子の宇喜多秀家はさらに城の拡張と城下町を整備した。関ヶ原の戦いで西軍についた宇喜多家は改易になり、代わって城主になった小早川秀秋も城の増改築に着手するも、2年後に急死。その後は池田忠継が城主となり、池田家の藩主時代が幕末まで続いた。
■逸話■
黒い下見板張りの外観から別名「烏城(うじょう)」と呼ばれている。
■観光情報■
所在地: | 岡山県岡山市北区丸の内2丁目3−1 |
アクセス: | 岡電東山線城下駅 徒歩約10分 |
御朱印/御城印など: | あり |
オフィシャルサイト: | あり |