旅と史跡の記録

徴古館

徴古館

■概要■

藩校弘道館跡に建つ鍋島家博物館

弘道館記念碑

ガイドパネル

■見どころ■

旧佐賀藩主・鍋島家伝来の品々を展示する博物館。徴古館脇に大正12年(1923年)に建てられた佐賀藩校・弘館館の跡地を示す記念碑がある。

■ガイドパネル■

「佐賀藩の藩校は「弘道館」(学館)といい、8代藩主鍋島治茂が1781(天明元)年に創設したもので、後に水戸・但馬と並んで天下三弘道館の一つと称されました。松原小路1900坪の敷地に文武稽古場を建て、古賀精里(後の寛政の三博士の一人)を教授に朱子学を中心にした藩士教育を行い、人材の育成に努めました。 9代藩主鍋島斉直の時には、精里の子古賀穀堂が教授になり、「学制管見」を著し、10代藩主になる鍋島直正の侍講も勤めています。 10代鍋島直正は、1839(天保10)年に北堀端の現在地(ここは東端)5400坪に整備拡張し、弘道館・蒙養舎に7局6寮のほか大講堂・武芸場・厨房などを備え、学館予算も大幅に増額し、大規模な学校になりました。また藩士の師弟に限らず教育することにし、翌年6月の新築開講にあたり、「文武を励み、国家(藩)の御用に立つ様心掛くべし」と訓示されました。」(抜粋)

■観光情報■

所在地:  佐賀県佐賀市松原2丁目5−22 
アクセス:  佐嘉神社バス停 徒歩約1分 
御朱印/御城印など:  - 
オフィシャルサイト: あり