旅と史跡の記録

佐嘉神社

佐嘉神社鳥居

■概要■

幕末の佐賀藩10代藩主・鍋島直正と、11代藩主・鍋島直大を祀る神社。

佐嘉神社拝殿

カノン砲

アームストロング砲

松原神社石鳥居

松原神社

松原河童社

■見どころ■

佐嘉神社に隣接して松原神社がある。また佐嘉神社にはカノン砲やアームストロング砲のレプリカがある。境内社として鍋島直正の家臣・古川松根を祀る松根社、火伏せの守り神を祀る佐嘉荒神社、水神三神(水分神・弥都波能売神・闇淤加美神)を祀る松原河童社などがある。

■歴史■

松原神社は、佐賀藩8代藩主・鍋島治茂が藩祖・鍋島直茂を祭神として安永元年(1772年)に「日峯社」として創建。文化14年(1817年)直茂の祖父・清久と直茂の正室・彦鶴姫、明治5年(1872年)には初代藩主・鍋島勝茂を合祀。明治6年(1873年)に北殿を造営し、龍造寺隆命、政家、高房を合祀し、松原神社と改称した。同年に南殿を造営し第10代藩主・鍋島直正を祀った。昭和8年(1933年)鍋島直正を遷座し佐嘉神社が創建され、昭和23年(1948年)には直大を合祀した。

■逸話■

鍋島直正はアームストロング砲の開発に熱心で、大村益次郎が指揮した上野戦争で使用されたものも、佐賀藩が提供したといわれている。

■観光情報■

所在地:  佐賀県佐賀市松原2丁目10−43 
アクセス:  佐嘉神社前バス停 徒歩約1分 
御朱印/御城印など:  あり 
オフィシャルサイト: あり