旅と史跡の記録

忍城跡

御三階櫓

■概要■

忍藩主の居城。

東門

行田市郷土博物館

諏訪神社

東照宮

■見どころ■

外観復興された御三階櫓は、元は三ノ丸にあったが本丸跡に再建されており、内部は行田市郷土博物館の一部となっている。

■歴史■

室町時代の文明10年(1478年)頃成田顕泰により築城。天正18年(1590年)忍城の戦いでは豊臣秀吉の家臣・石田三成による水攻めにあうが落城しなかったことから「忍の浮城」と称された。徳川家康が関東に入ると、忍城には四男の松平忠吉が入城。関ヶ原の戦い以後は幕府領となっていたが、寛永10年(1633年)に松平信綱が忍藩主となった。以後阿部家、松平家が藩主を勤めた。明治期の廃藩置県により廃城となる。

■ガイドパネル■

忍城は文明10年(1478)頃、成田顕泰により築城された「守り易く攻めにくい」難攻不落の名城であったと伝えられている。天正18年(1590)豊臣秀吉の関東平定の中で戦われた石田三成による忍城水攻めにも耐えこの城は水に浮くのかと恐れられ「忍の浮城」とも称されたという。寛永16年(1639)時の老中 阿部忠秋が入城し忍城大改築に着手 孫の正武の代にいたり忍城御三階櫓の建設城門土塀の修築などが完成し面目を一新したという。文政6年(1823)伊勢の桑名から松平忠堯が移封し忠誠のとき明治維新を迎えた。市では維新後とりこわされていた城郭の面影を再建し永く後世に伝えることになった。

■観光情報■

所在地:  埼玉県行田市本丸17−23 
アクセス:  秩父鉄道 行田市駅 徒歩約15分 
御朱印/御城印など:  あり 
オフィシャルサイト: なし