旅と史跡の記録

戊辰役戦死墓(六道の辻)

戊辰役戦死墓

■概要■

戊辰戦争の宇都宮の戦いでの激戦地のひとつ六道の辻にある、戦没者を祀った地

■見どころ■

会津戦争へ転戦した宇都宮藩兵が長岡藩兵と戦った際に捕えた家老・山本帯刀と藩兵を弔うために、六道口の戦没者を合葬して祀ったもの。

■ガイドパネル■

戊辰役戦士墓明治百年祭祈念記念碑より:
明治戊辰の役官軍に属して勇躍出陣した宇都宮藩兵は9月4日会津城下飯寺(いでら)村において越後長岡藩兵と戦い本藩戸田三男隊が敵将山本帯刀及び部下7、8名を捕え軍監中村半次郎(後の桐野利秋)の命により帯刀を薩州隊に移し兵たちを斬った彼らは首の座に臨み計200両を集めて処置を三男に委せ従容として斬られたが実にこの墓こそはこれを基金としさらに三男ら士民の義心により長岡藩将兵の亡き霊を弔い併せてこの地六道口の激戦における会津藩兵等戦没幕兵を合葬した任侠悲涙の結実である(官軍戦死者はすべて官修墓地として各所に管理されている)因に帯刀は斬られる時愛刀一振を三男に託し三男は帰国後これを戸田藩主に贈ったが現在この由緒の剱は当地の護国神社に秘蔵されている。

■観光情報■

所在地:  栃木県宇都宮市西原1丁目5−23 
アクセス:  東武宇都宮線 東武宇都宮駅徒歩約18分 
御朱印/御城印など:  - 
オフィシャルサイト: なし