旅と史跡の記録

宇都宮二荒山神社

二荒山神社大鳥居

■概要■

下野国一之宮。戊辰戦争の宇都宮城攻防戦の際に旧幕府軍が占領した。

拝殿

境内

神楽殿

摂社下之宮

■見どころ■

現在の社殿は、明治10年(1877年)明治新政府によって仮社殿として再建されたもの。また、大鳥居の前、道路を挟んだ向かい側には、遷座される前の神社があった場所を示す摂社下之宮がある。

■歴史■

第16 代・仁徳天皇の時代(395年~427年)、下毛野の国造・孫奈良別王が祖神である豊城入彦命(崇神天皇の第一皇子)を荒尾崎(下之宮)に祀ったことに始まり、承和55年(838年)現在の地である臼ケ峰に遷座した。祭神が武徳に優れたため、戦勝祈願の神としても武将から崇敬され、藤原秀郷、源頼義・義家、源頼朝、徳川家康などが寄進祈願している。
幕末の戊辰戦争の「宇都宮城の戦い」で旧幕府軍に占領され、新政府軍から砲撃を受けたり、戦禍で建物も焼失している。

■逸話■

藤原秀郷は、二荒山神社で授かった霊剣で平将門を討ったといわれている。
最後の宇都宮藩主・戸田忠友はのちに二荒山神社の宮司を務めている。

■観光情報■

所在地:  栃木県宇都宮市馬場通り1丁目1−1 
アクセス:  東武宇都宮線 東武宇都宮駅徒歩約12分 
御朱印/御城印など:  あり 
オフィシャルサイト: あり