旅と史跡の記録

無量山 伝通院 寿経寺

伝通院本堂

■概要■

後に新選組となる浪士組の結成された寺院。清河八郎墓がある。

山門

書院

鐘楼堂

清河八郎墓

千姫墓所

於大の方墓所

処静院跡の石碑

■見どころ■

家康の生母・於大の方、二代将軍秀忠の娘・千姫、三代家光の次男・亀松、家光の正室・孝子、家康の側室・於奈津など、徳川家ゆかりの人物の廟所、また幕末の勤王の志士・清河八郎、八・一八の政変で失脚し長州へ落ち延びた七卿のひとり・澤宣嘉などの墓がある。

■歴史■

応永22年(1415年)了誉聖冏が無量山寿経寺という名称で開創。慶長7年(1602年)に死去した徳川家康の生母・於大の方の菩提寺となったことから、戒名を取って傳通院と呼ばれるようになった。

■逸話■

文久3年(1863年)、新選組の前身となる浪士組が、伝通院の塔頭・処静院で結成された。処静院はその後廃寺になったが、伝通院山門の脇に処静院跡の石柱が残っている。

■観光情報■

所在地:  東京都文京区小石川3丁目14−6 
アクセス:  都営三田線 春日駅 徒歩約10分 
御朱印/御城印など:  あり 
オフィシャルサイト: あり