旅と史跡の記録

今戸神社

今戸神社

■概要■

沖田総司終焉の地碑がある。

沖田総司終焉の地碑

■歴史■

康平6年(1063年)源頼義・義家父子が奥州征討の際、京都の石清水八幡を勧請し創建。また永保元年(1081年)にも清原武衡・家衡討伐のため奥州へ向かう際に戦勝祈願をし、勝ちをおさめ社殿を修復している。その後も戦乱兵火に遭うごとに再建され、江戸期には三代将軍・徳川家光が再建のために官材を下賜し寛永13年(1636年)に再建している。大正12年の関東大震災や昭和20年の東京大空襲などでも被災。昭和46年(1971年)に社殿が再建された。昭和12年(1937年)には隣地に鎮座していた白山神社と合祀し、社名を今戸神社と改称した。

■逸話■

沖田総司終焉の地:今戸神社には幕府の御典医・松本良順の邸宅があり、結核を患っていた沖田総司はこの地で療養したといわれている。永倉新八の遺稿「同志連名記」では沖田は「江戸浅草今戸八幡、松本良順先生宿にて病死」とされている。しかし千駄ヶ谷の植木屋平五郎宅で死去したという説もあり、こちらの方が有力視されている。

■観光情報■

所在地:  東京都台東区今戸1丁目5−22 
アクセス:  都営バス 浅草七丁目バス停 徒歩約3分 
御朱印/御城印など:  あり 
オフィシャルサイト: あり