旅と史跡の記録

品川神社

品川神社社殿

■概要■

社殿裏手に板垣退助墓所がある

板垣退助墓所

■歴史■

文治3年(1187年)源頼朝が安房国洲崎明神(現・千葉県館山市の洲崎神社)の天比理乃咩命を勧請したのがはじまり。元応元年(1319年)に二階堂道蘊が宇賀之売命、文明10年(1478年)には太田道灌が素盞嗚尊を祀った。慶長5年(1600年)徳川家康が関ヶ原へ出陣の際に戦勝祈願し、寛永14年(1637年)には3代将軍・徳川家光により東海寺が建立され、その鎮守社となった。現在の社殿は昭和39年(1964年)に再建された。

■ガイドパネル■

板垣退助墓所:板垣退助のお墓のあるこの場所は、元は東海寺の塔頭(本山の内にある末寺)の一つの「高源院」という寺院があった場所です。板垣退助は生前に、自分の死後はここに墓を建てるように希望したということで、その死後、その意向の通りにこの場所に埋葬されお墓が建てられました。関東大震災後、高源院は世田谷の烏山に移転し、その跡地は城南中学校になりましたが、お墓だけは彼の意思を尊重したためか、そのままこの場所に残りました。ですからこの場所は、品川神社の境内地ではありませんが、便宜上一部を開けてお参りが出来るようにしております。

■観光情報■

所在地:  東京都品川区北品川3丁目7−15 
アクセス:  京急本線新馬場駅徒歩約3分 
御朱印/御城印など:  あり 
オフィシャルサイト: あり