旅と史跡の記録

玉木文之進旧宅

玉木文之進旧宅

■概要■

松下村塾発祥の地

■見どころ■

吉田松陰の叔父・玉木文之進の旧宅。玉木文之進が興した私塾・松下村塾を吉田松陰が継承した。

■歴史■

吉田松陰の叔父である玉木文之進は、文化7年(1810年)萩藩士・杉七兵衛の3男として生まれる。天保13年(1842)、自宅に近所の子供たちを集め私塾を開き、後に松陰が跡を継いだ。

■逸話■

玉木家の親戚筋だった乃木希典は文之進に弟子入りし、この家から明倫館に通ったという。

■ガイドパネル■

「玉木文之進(1810~76)は、吉田松陰の叔父にあたり、杉家から出て玉木家(大組40石)を継いだ。生まれつき学識に優れ、松陰の教育にも大きな影響を与えたほか、付近の児童を集めて教授し松下村塾と名付けた。この塾の名勝は後に久保五郎左衛門が継ぎ、安政2年(1855)には松陰が継承して、名を天下にあげるに至ったことから、この旧宅は松下村塾発祥の地といえる。 建物は木造茅葺き平屋建てで、8畳の座敷のほか4畳の畳部屋・3畳半の玄関・4畳半の板間と土間の台所があり、別に湯殿・便所がある。」

■観光情報■

所在地:  山口県萩市椿東1584 
アクセス:  東光寺バス停 徒歩約3分 
御朱印/御城印など:  - 
オフィシャルサイト: なし